2017年8月21日、日本の米海軍横須賀基地に拠点場所をおくイージス艦「ジョン・S・マイケル」がタンカーと衝突しました。

イージス艦の衝突事故は2017年6月にもコンテナ船と衝突したばかり。

ぜ何度もイージス艦は衝突事故を起こすのか?その原因といわれていることをまとめてみました。



アメリカ全イージス艦隊 一時運用停止へ

イージス艦の度重なる衝突事故(乗組員に死者もでている)を受けて、一時運用停止になりました。

アメリカ海軍は8月17日に、6月に起こった『フィッツジェラルドのイージス艦内で重大な過ちがあった』と艦長や副艦長など責任者を3人解任していたばかりでした。

 

 

イージス艦の衝突事故まとめ

2017年6月17日の衝突事故の状況

  • イージス駆遂艦『フィッツジェラルド』』
  • 第7艦隊に所属
  • コンテナ船と衝突
  • 伊豆半島沖で
  • アメリカ兵7名が死亡

衝突したコンテナ船「ACXクリスタル」を運航する会社は『日本郵船』でした。

 

2017年8月21日の衝突事故の状況は

  • イージス駆遂艦『ジョン・S・マイケル』
  • 第7艦隊に所属
  • 衝突事故日時は8月21日AM6:25
  • タンカーと衝突
  • 乗組員10人が行方不明
  • 5人が負傷
  • 居室部分や機械室や通信室が浸水

 

衝突事故が起こった場所はシンガポール付近のマラッカ海峡。

事故を起こしたイージス艦はシンガポールのチャンギ海軍基地に入港されました。
この地図の赤丸部分が事故現場です。
(ポイント部分がチャンギ海軍基地)

民間のタンカーと衝突したのです。

乗組員10人が行方不明で5人が負傷するという大きな事故。

 



イージス艦の衝突事故はなぜ何度も起こるのか?原因は!

高性能なはずのイージス艦でなぜ事故が多発しているのか?

衝突の原因はいくつか考えられています。

 

  • レーダーなどのナビゲーションシステムに何かの問題があるのかもしれない
  • 航行時の監視体制に問題があったか
  • 「航行の自由作戦」の業務負担が大きい

 

衝突事故をおこすイージス艦隊の第7艦隊(神奈川県の米海軍横須賀基地)は、米海軍の艦隊の中で最大規模の戦力があります。

 

担当する海域も広く『西太平洋からインド洋にかけて』

 

アメリカ本国の海軍部隊に比べても横須賀基地の負担は大きいということ。乗組員の過重労働の可能性もあるそうです。

 

過重労働の上に、イージス艦の増強を海軍が計画していて、増えたイージス艦にのる人員の不足もあったようです。



北朝鮮へ影響は?

米軍横須賀基地(神奈川県)が拠点の第7艦隊に所属するイージス艦は7隻。

その7隻中の2隻が2017年に衝突事故によって壊れてしまっています。

 

今のようなイージス艦の事故が続くと、朝鮮半島で何かあった場合、つまり北朝鮮の動きが起こった場合、深刻な影響がおこる可能性もあります。

 

万全の対応ができないかもしれません。

 

イージス艦隊は北朝鮮のミサイル発射実験への対応や、中国が軍事拠点化をすすめる南シナ海での『航行の自由作戦』なで忙殺されているといわれています。