NHKの「ファミリーヒストリー」。
2018年4月23日(月)放送のゲストは、坂本龍一さんでした。

坂本龍一さんのご家族・祖先・ルーツが語られた貴重な回でした。

内容をまとめてご紹介します!

 

 

坂本龍一の家族・祖先・父親などスゴイ!

 

「自分のルーツについてあまり知らない」と話す坂本龍一さん。

両親が亡くなり、最近もっと自分のルーツについて聞いておけばよかったと思うことが多くなったといい、番組では、はじめに坂本性の由来から調べます。

 

坂本さんの祖先は江戸時代、黒田家の足軽として落ち武者等が他藩から流れてこないように藩の国境での警備を担当しており、当時の黒田家の殿様から「坂のふもと」で生活していたことから、「坂本」と名乗るよう言われたことが性の由来だとわかります。

坂本兼吉(曽祖父)

明治時代になると生活が苦しくなり、現在の朝倉市甘木へ移り、料理屋「坂本」を開いて生計を立てます。当時のことを記録した録音テープの中に「坂本兼吉」という人物が紹介されており、この方は、坂本龍一さんの曽祖父になります。

彼は「親分」と紹介されており、当時の街の有力者であったことがわかります。

 

坂本昇太郎(祖父)

素人歌舞伎で人気を博し、芸達者であった彼は、29歳で甘木劇場を開いて劇場の経営をしますが、その後起きた事件の責任を取り退任します。

その後、幼い4人の子供を残し、妻と離婚します。

坂本一亀(父)


曲がった事が大嫌いな一亀は、昭和15年、日本大学に入学後、徴兵され、終戦まで主に戦地へ情報を送る役割を担います。

 

戦後は、文学の道に進み、小説を書いて生活をしており、その中で偶然東京から療養目的で来ていた編集者から東京に来ないかと誘われ、上京します。

 

東京では編集者として働き、知人の紹介を通じて、後の妻、敬子と出会います。

 

編集者としての一亀は新人発掘にとても熱心で、当時、大蔵省に勤める傍ら小説を書いていた三島由紀夫や多くの小説家を世に送り出します。

 


息子、坂本龍一さんは一亀について、子供時代は怖くて直視できなかった、話は全て母敬子を通じて伝えていた、と語っています。

 

ドビュッシーのレコードをきっかけに音楽家を志した龍一さんは、その後数々の賞を受賞しますが、父との距離は相変わらずで、アルバムの収録曲をめぐり、喧嘩になったこともあったことも明かされました。

 

また、晩年父一亀さんはインタビューで、若者を多く発掘したことについて、一亀さん自身の戦争で多くの仲間を失った経験が大きいと語っております。

 

番組の最後には、今回新たに見つかった日記が公開され、そこには、坂本龍一さんが生まれた時の喜びや、YMO時代の坂本さんのメディア出演の情報がほぼ全て記録されており、心の中では、息子の活躍を気にかけ心配していた親心もわかり、また龍一さん本人からも、愛されるのも愛するのも不器用な人だったと語られています。

 

 

 

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