大学に行きたくない「うつ病」になった10名の体験談と解決法

 

大学受験もがんばり、どうにか入学できた大学ですが、「行きたくない」と鬱病(うつ病)になる方も少なくありません。

大学生の鬱病

この解決策として休学や退学するという選択肢もありますが、学費を親が払っている場合簡単に答えは出せませんよね…

そこで、大学生の鬱病(うつ病)への体験談や、どう解決していったかを10名の方にお尋ねしました。

あなたの対処法となるヒントがあることを願います。

 

 

大学生のうつ病【体験談と解決法】


 

 

マジメで優秀な知人が…

女性 30代 静岡県
【知人がうつ病に】

当人は私と同じ大学の同じ専攻で、とてもマジメで優秀な学生でした。

学籍番号が近かったため同じ班で実習を受けることが多かったのですが、初めは普通に大学に来て、いつもと変わらない感じで授業も受けていたし、実習にも積極的に参加していました。

しかし、3年の夏休みが明けた後から、ポツポツと学校を休むようになり、実習に参加していても、無理をして笑っているような表情をするようになりました。

ただ、課題のレポートは完璧にこなしていたため、レポートに時間がかかって寝不足なのかな~ぐらいにしか思っていませんでした。

また、自分の興味がある科目の実習には楽しそうに参加していたので、病気を疑う事はありませんでした。

しばらくすると、完全に学校に来られなくなり、ついには音信不通になってしまい、心配した大学の先生が彼の自宅のアパートまで行き、医療機関に連れていきました。
結果は軽度うつ病ということでした。

その話を聞いて、まさか彼が?という思いと、やっぱりうつ病だったかという思いが入り混じって、なんとも表現しがたい感情になったことを覚えています。

また、診断が付くまでは周囲の人間たちは「自分が何か悪い事をしたのではないか?」と、心のどこかで自分を責めていたのですが、病気だと判明して、治療に入れることもあり、少しほっとしたことは事実です。

 
 

解決策は休学

私の知人はとても優秀な学生で、何でも一人で抱え込むタイプでした。あまりプライベートな部分をさらけ出すタイプでもなかったですし。優秀であるがゆえに周囲も彼に頼っている部分が多くありました。それがかえって精神的な負担になって、うつ病を発症させてしまったのだと思います。完璧であることはカッコいい事ですが、少しはカッコ悪いところも見せて大丈夫だよと伝えてあげたかったです。

彼の場合は、早期にうつ病だと診断され、早期に医療介入されたために、予後もよく、休学することにはなりましたが、無事に大学に復学、卒業することができました。治療開始が遅れればもっと深刻な状況に陥ってたかと思うと、早く医療機関で受診することが最も大事だと思います。周囲の人間も、異変を感じたら、医療機関を受診することをすすめたり、一緒について行ってあげることが必要なんだと思います。

精神科の病院はハードルが高いと感じるかもしれませんが、近年は明るい感じのクリニックも増えてきているようですし、気軽に受診できる医療機関を一緒に選んであげればよいと思います。うつ病の人には自ら進んで医療機関を調べるようなエネルギーは残っていません。周囲の人間が優しくフォローしてあげることが重要なことだと思います。

 

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うつ病を周りに理解してもらえなかった

男性 40代 愛知県
【知人がうつ病に】

同期の友人が突然発症しました。

今から約25年前の話になります。

当時は「うつ病」という言葉もまだ世の中に浸透しておらず、本人はとても苦しんでいました。

恐らく一番辛かったのは、他人には分かってもらえない病気だという点だと思います。

また周囲の友人も頑張れ!と言ったりした事も逆効果だったのだろうと思っています。

友人は結局留年をし、最後は退学という結果となりました。

留年して下級生達とも仲良くやっているようにみえたのですが、やはり心の傷は深かったのだと思います。

後々聞くと、うつ病は再発率が高いということもあり、元気に見えても油断したら駄目なんだろうと思いました。

友人は幸い闘病中も周囲の人たちの輪の中にいたのでひきこもりでもなかったのですが、楽しく学生生活をおくっている人たちを見聞きすると落ち込んだのではないかと思います。

ただ、友人たちも会社に入り、家族を持ち、少しずつ距離をおくようになってくると一日中寝ていたりしていたそうです。

恐らく、再度大学に入るか、社会で働くかを迷っていたのではないかと思います。

とにかく周囲の人が羨ましいと言っていたのを覚えています。

薬で治ればいいけど当時の医学では焼け石に水だったのでしょう。

セカンドオピニオンは勿論していたようでしたし、焦燥感が募る毎日が続いていたと思います。
 

解決策はうつ病への周囲の理解

うつ病は気弱とか性格ではなく病気であるという認識を家族や友人は持つべきでしょう。

ただ、自分は患ったことのない病気なのでその辛さが分からない所が問題だと思います。

一時期、うつ病が世の中に知られるようになった時、風邪のようなもので誰でもなりうると言っていましたが、この表現も良くないと思います。

風邪は完治しますが、うつ病は完治しないと思った方が良いと思います。

残念ですが、死ぬまで闘病を覚悟しないといけないと思います。少なくとも現代医学をもってしても根本的な治療法が解明されておらず、治療の確立には更に時間を要することでしょう。

社会人になってからはその友人意外にもうつ病の方と交友しましたが、薬で良くなったと言っている人はごくわずかです。

恐らく良くなったと言っていた人はうつ病ではなかったのではないかと思います。

解決策は、まず病気であることを皆が受け入れること。

そして再発することを危惧すること。ちょっと良くなっても油断大敵です。

脳細胞の病気であり表情にも出ないので発見は遅れます。こう書いてしまうとお先真っ暗なのですが、本人の同意の元、障がい者手帳を給付できないかお医者さんに相談すると良いかもしれません。

かなり心の抵抗はあると思いますが、私の友人はそうして障がい者枠で会社に入ることができました。しかし、精神障がい者は出勤がままならないので間口は狭いです。

なので友人はまず障がい者だけが働く会社(就労移行支援A型というらしい)で暫く働き、その後、自分の適性を見極め一般企業に入社しました。大企業ほど多くの障がい者を雇用するシステムですが、大企業が自分に合っているかも熟慮が必要です。

働き続けることができるかが何よりも重要な要素です。

友人の周囲でも何度も転職する人がいるそうです。

私の友人は医者から、どうすることもできないと言われたそうです。結論はちょっと考え、深くは考えないらしいですが、環境しだいだとも言っていました。お役に立てましたら幸いです。

 
 


 

無反応になって人を怖がるように

男性 40代 岩手県
【知人がうつ病に】

3年前の事になりますが明るくて他人に優しい真面目な後輩でが、ある時期から元気が無くなりドライブや飲みなどに誘ってもなかなか来なくなりました。

自分も社会人になってから会社務めをするようになって自分の性格と一緒に働いている方たちの働き方や上司の仕事のやり方が合わないなどで同じような状況になった経験があるので心配になり連絡を頻繁にするようにしました。

が、ラインは一切既読がつかず、メールも返信はなし、電話しても出ないという状況でした。

もしかしてうつ病かなと思い後輩のご両親に会って話を聞いたのですが、名前を呼んでもなにも返事がなく食事もほとんど食べないし外出も全くしないと言われました。

少し強引ですが何度か外に連れ出したりしても周りに興味を示さず話かけても「はい」とか「そうですね」っていう言葉しか発さなかったです。

同じ大学の子に聞いても自分と同じ状況だったようです。

自分の時とは違って、後輩の場合は周りに全く興味を示さず、朝を迎えてぼーっとしながそのまま夜を迎えて寝るような状況で家族の問いかけにも全く反応しないかなり酷い症状でした。

ただ気になったのは、外に連れ出した時に人がいる事を凄く怖がっていたと思います。
 

解決法は声のかけ方と医療機関の利用

自分が取った方法なんですが、まず後輩のご両親には「甘えるな」とか「周りも大変な思いしてる人がいる」とか「自分だけがツラい訳じゃない」とかそういう言葉を言わないようにお願いしたのと、とにかくそっとしておいてあげてほしいということと無理やりじゃなく精神科もしくは心療内科に連れていってあげてほしいと伝えました。

すべて自分の経験にはなりますが、周りの理解と家族の協力がないとなにも解決しないので最低限ご両親には今話したことを実施してもらうようにお願いしました。

あとは自分後輩のためにしたのは、なるべく連絡をかかさないことと、天気のいい日に人がいない公園などに散歩に連れ出す事をしました。

天気のいい日に太陽の光を浴びながらゆっくり散歩するのは心にも体にもいいことはうつ病や精神病に効果があるのは自分も経験している事です。

そういう事をしていたら徐々に良くなってきたので、あと後輩に伝えたのは病院に行ったときに処方される抗不安薬や抗鬱薬も効果はあるのけど、副作用やその薬に頼った生活をしてしまうとなかなか改善しないからなるべくしんどい時だけ飲むようにしてとお願いしました。

まだ多少うつの症状は出るときはありますが、周りの協力もあってすこしずつ笑顔が出るようになってきています。
 
 

 

大学の教授とのトラブルでうつ病に

女性 20代 東京都
【知人がうつ病に】

わたしと会うときはとても明るく、普段と変わらないように思えたので全く気付きませんでしたが、本人から「実はうつ病になっちゃって」と告白されました。

勉強に身が入らない、バイトにも身が入らない、いつも余計なことを考えてしまう、そんなネガティブな自分が嫌になる…といった感じで段々と人との距離を置くようになってしまいました。

大学にもあまり来なくなり、気づいたら不登校になっていました。

きっかけは恩師とのトラブルだったようです。

詳しいことは聞けませんでしたが、割と大食いな友達でよくご飯も一緒に行く仲でしたが食欲不振となり、全く食欲がわかなくなったと言っていました。

確かに見た目はどんどん細くなっていき、自分に自信が無いことからか俯きがちで人と目を合わせようとしなくなりました。

とても活発な子だったのに口数は少なくなり、笑わなくなってしまいました。

そんな様子の友達を見て心配すると、心配をかけまいと余計明るく振舞おうとするので傍にいてとても辛かったです。

爪を噛むなどの自傷行為もしていたようでした。

なかなか連絡も返してくれなくなりましたが、病院に通い今は克服できたようでとても安心しています。

些細なきっかけでああも人は変わってしまうのだと思いました。

 

解決法は原因から離れ環境を変える

わたしの友人の場合は恩師とのトラブルだったようでしたので、まずはその恩師との関係を断ち、関わらないようにした方が良いとアドバイスをしました。

そして大事なのは自分がうつ病だということを認めて、病院に通ったり、友達や両親など信頼できる人に少しでも話すことだと思います。

もしも話せる人が身近にいない場合は、SNSなどでも良いのでは無いでしょうか。

少しでも自分の考えや辛かった体験を文字で綴ることによって人間の脳内はだいぶ整理されるそうです。

鍵をつけて誰にも見せないで呟くだけでもいいし、公開して共感を得るのも良いと思います。

同じ悩みを持つ人と関わりと持つと負担は軽減されると思うからです。

そこから解決策などの道筋が見えてくる場合もあると思います。

あとはそうした体験談を見たり聞いたりするのも手だと思います。

うつ病で悩んでいるのは自分だけでは無いことを知る必要があると思うからです。

わたしの友人はわたしや両親に話せたことで心が軽くなったと、病院通いも前向きになったようでした。

すると環境をガラっと変えて、自分に正直にやりたいことを突き詰めて短期で海外に留学もしていました。

先程同じ悩みを持つ人の考えを知ることも大事と書きましたが、こうして全く関わりのない人たちや環境の中で、自分と向き合う時間を持てたことも良いきっかけになったと思いますので、自分に正直になることが大切だと思います。

 

薬に頼らずうつを治す方法


 

どんどん悲観的になっていき、ようやく病院へ

女性 40代 富山県
【自分がうつ病に】

毎日悲観的だった。なにもやる気がおきなかった。

朝から朝までずっと一人で泣いていました。

辛くて辛くてたまらなかった。

いっそ死んだら楽になれるかな、どうせ生きてても役に立てるような奴じゃないし、クズだし。

勉強全くできないから、就職なんてできないだろうし、できたとしても会社の荷物にしかならないし。

そもそもなんで生まれてきた?生きてきた?生きるのがつらい、病気で苦しんでいる人に私の命をあげたい。

死にたい人間が悠々と生きてて、まだまだ生きたい人間がどうして苦しんでるの?神様って不公平だ。

早く死にたい死にたい死にたい・・・・・。

そんなまいにちでしたね。

とにかく、マイナス、ネガティブなことしか浮かんできません。

眠れなくなるし、身なりももうどうでもいいやーって感じで、しわしわなシャツ着てたり。

家族は理解なんてありませんでしたね。

むしろ、罵倒してくるくらいでした。

ああ・・家にも居場所ないんだ・・絶望的でしたね。

唯一理解あった友人が「病院いけ」と言われて病院にいきましたが。

しばらく点滴に通う日々でした。先生曰く「入院させようか迷った」と後で言われたくらい、ひどかったらしいです。

それを知った家族は、病気がわかってからは優しくなりましたが。

 

解決法はあせらず休養することとSNS

とにかく何も考えずに休んでください。まだ大学生、やり直しはまだまだできます。

ゆっくり休んで寛解できたらすこしずつ社会復帰していけばいいんです。

何も焦る必要はないです、実際私も鬱を克服してから時間がかかりましたが、なんとか仕事に就くことができました。

・・寛解したのは大学をなんとか卒業してからですが。

卒業が無理だったら休学という手もあります。

でももう大学も無理・・だと思ったら、辞めちゃってもいいです。

人生なんとかなる!私もなんとかなってます。

なので、決して焦らないで。焦って直しても、無理したらまたぶり返します。

ぶり返したら、またやり直し、下手するともっとこじらかすかもしれません。なので、決して無理はしないで。

あと、話せる人がいるといいですね。

リアルにいなくてもネットで同じような環境の人たちと触れ合って、いろいろ話すのもいいと思います。

私も、ネットでそういう人たちとチャットをしたりして悩みやどーでもいいことを話したりして、うさばらし?してました。

少し元気になったから、外へ出て近所を散歩したりして気分転換するのもいいと思います。

鬱になると、外に出るのもおっくうになりますからね。家に閉じこもってるのが嫌になったら、外に出てみるのも手だと思いますよ。

鬱は休養が必要だと思います。心身ともにゆっくり休めてください。

 
 
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休学して実家へ戻る

女性 30代 山梨県
【知人がうつ病に・自分もパニック障害】

私の知人の子供さんが、大学生時代にとても重いうつ病になってしまったのです。

最初は、体が怠くて動くのが憂鬱だと言っていたらしいのですが、それがどんどんと酷くなっていったそうです。

その娘さんは、東京の大学に行っていて、寮に住んでいたらしく、どうにも体調が改善する事がないっていう事で、山梨に連れて帰ってきたそうです。

そして大きな病院に連れていったらしいのですが、原因が分からずに、その場は帰されたらしいのです。

そして大学は休学させて、しばらく山梨で過ごす事になったのです。

それでも症状は、体が怠くて眠くて何もする気にならなくて、そして微熱が10日ほど続いたのです。

これはやはりおかしいと思って、再度、大きな病院で診てもらって原因が分からないから入院したのです。

入院をして何の原因もなく、先生から精神科を紹介をされて、精神科に通う事になったのです。

そうすると、先生がうつ病であると診断したのです。

その娘さんは、今でもうつ病と闘っています。

薬のお陰で今では少し外出を出来るまでになったそうです。

それでもまだ、体のダルさなどは続いていて、大学も辞めてしまったのです。

本当に誰でもうつ病になるんだなって思いました。
 

解決法は人に頼って支えてもらう

実は私、自身が今現在「パニック障害」を患っていて、うつ病の人に関してもとても人ごとではないと思います。

私がパニック障害を患ったのは、2人目を妊娠中でした。

妊婦健診に行く度に心臓が飛び出るほどの発作などに陥ってしまって、原因が分からずに1人で悩んで抱え込んでしまったのです。

これがダメだったのです。

私はそんな事がずっと続いていて、ようやく担当の先生に話す事が出来て、原因が分からないから入院をする事になったのです。

結局はパニック障害を患っている事が分かったのです。

妊娠中だったので、薬を服用する事が出来なかったので、我慢をする日々で…とても辛かったことを思い出します。

そして出産後に更には、産後うつも患ってしまったのです。

とても地獄のような日々だったのですが、旦那のお母さんや保健師さんに支えられながら今に至っています。

もし支えてくれる人が居なかったら今の私は存在しないと思っています。

うつ病になった人に対して思う事は、自分1人で抱え込まないで、頼れる人に頼ってみて下さいって言う事です。

そうする事で気持ちも楽になってきますし、何よりも1人では無いんだなって思う事が出来るので、それが大事だと私は思います。

 

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彼女との別れがうつ病の原因に

男性 30代 神奈川県
【知人がうつ病に】

大学時代に研究室の同期がうつ病に罹患しました。

元々非常に真面目な人間で、授業やゼミを休むことはほとんどありませんでしたが、大学4年の9月ごろから徐々に研究室に来る頻度が減ってきました。

たまに授業や食堂で顔を合わせたときも、曖昧な作り笑いをするばかりで覇気がなく、どこか上の空な様子でした。

また、あまり眠れていないようでした。

真面目ながらも普段は明るい友人であったため、その様子の変化に非常に驚いた記憶があります。

11月になると研究室に来ることはまったくなくなり、心配した教授に自宅を訪問するよう促されました。

研究室のメンバー3人でアパートを訪問したところ、無精髭を生やし、髪も伸び放題となった友人が出てきました。

本人の話によれば、気力が湧かず大学以外でもほとんど外出していないとのことでした。

食料はネットスーパーで調達していたようですが、食欲が湧かないためほとんど食事を取れていないようでした。

調子を崩した理由を聞いてみたところ、9月時点で実験データが上手く取れておらず、卒業できるか大きなプレッシャーを感じていたと語っていました。

また、同時期に遠距離恋愛していた恋人と破局したことも、ストレスに拍車をかけていたようです。

 

解決法は一人で悩まず人に相談する

アパート訪問後、すぐさま教授に状況を報告しました。

すると大学から友人の両親に連絡が入り、2日後には両親同伴でメンタル関係のクリニックに通院することとなったようです。

本人の強い希望があったため、休学や退学はせずに、週1-2回だけ研究室に通いながら投薬治療を行うことになりました。

私も含めた研究室のメンバーは、友人の担当テーマの実験を積極的に手助けし、卒業への不安が取り除かれるよう努力しました。

また、このような状況では満足な就職活動を行うことが難しいため、教授は大学院進学を勧め、進路への不安に関しても対処していました。

さらに、研究が上手くいかない際に一人で思い詰めないように、困ったことをフランクに話し合える場を週一回設けるなど、環境面の改善にも努めました。

友人がうつ病になってしまった原因は、あくまで私の主観ではありますが、「真面目で責任感が強い性格」と「悩みを人に相談できなかった」ことに尽きると思っています。

実際、友人の悩みを皆で聞いた際には、メンバーや教授から解決策が次々と出てきました。

自分一人ではどうしようもないと思っている問題でも、他人に相談すれば案外大したことのない話だったということは往々にしてあると思います。同じような理由でうつ病になった人に対するアドバイスは、「困ったときはまず相談すること」です。

解決策が案外あっさり見つかるかもしれませんし、見つからなくとも悩みを共有できれば気持ちが楽になります。

いずれにせよ、一人で思い悩むことは避けた方が良いと考えています。
 

 
 

突然泣き出す…そして不眠も

女性 20代 神奈川県
【知人がうつ病に】

突然泣き出しかと思ったら笑い始めたり、人っておかしくなるとこうなるんだなって思うような状態でした。

部活の後輩がうつ病になったのですが、仕事をおねがいしてもずっとぼうっとしていて、声をかけても聴こえておらず、締め切り近くなって終わったか確認すると泣き始め、しばらくしたら笑っていました。

どうして笑ってるか聞いたら、何かわからないけど笑ってしまうとのこと。

そういう状態の人とは初めて出会ったので、すごくびっくりしました。

またある日突然部室を飛び出し、道路に座り込んで泣き始め、どうしたのか聞いても何も答えず、危ないから帰ろうと声をかけると一緒に戻ってくれるのですが、特に日にちが経ってもその症状は改善されることはなく、しばらく毎日同じようなことを繰り返していました。

本人にしっかり話を聴くと、やらなくてはならないことが多すぎて、どうしたらいいかわからず永遠に考えていてだんだん眠れなくなってしまったとのこと、1週間で4時間ほどしか寝ていないときがあったらしく、今思うとそういう状態がうつ状態を引き起こしていたのかなと思います。

寝なくては思っても寝れず、食べ物もあまり食べれていなそうだったので、すごくかわいそうでした。

 

解決法は共感してもらうこと・精神科受診

寄り添い、親身になる姿勢が大切だと感じました。

また、励ましたりすると本人に余計な劣等感を抱かせてしまうので、ただひたすら共感する姿勢で接することが大切だと感じました。

うつ病の人は頑張ろうと思っても頑張らない状態なので、下手に励ましたり、大丈夫だよ、と励ますような言葉をかけることは余計に本人を追い込んでしまいます。

ただ、私は素人なので、素人ごどうこうするより、専門の医師にかかることが1番であると感じます。

うつ病になった知り合いも精神科にかかり、だんだんと顔色も良くなり、今は改善の方向なら向かっていると聞いています。

素人が下手に介入すると、余計に症状を悪化させてしまう心配がある、デリケートな状態だと思うので、周りができることは本人に病識を持ってもらい病院に行ってもらうことです。

本人に自分はうつ病という病気であると認識してもらうためにも、決して否定はせず共感し、自分の病気と闘う覚悟を持ってもらうことが大切だと感じました。

周りがその人にとって心を開きやすい環境となることが重要です。

うつ病の人は自分をうつ病と認めたくない傾向があるらしく、精神科に行くことを拒みます。

でも決してひとりで解決できる状態ではないですし、周りがサポートしながら、本人に病気と闘う決心をしてもらうことが大切なのではないかと思います。

 

まいちゃんの双極取扱説明書: そう&うつなあなただってきっと大丈夫。

 

症状がひどい場合は早めに精神科へ

女性 30代 東京都
【知人がうつ病に】

無表情で無気力かと思ったら、突然泣き出したり、笑いだしたり。

やばくないかと周りが気づいて、気にかけるものの、それに対して反抗したり、余計に悪化したり。

次第に食欲が無くなったようで、急激に痩せて、大学にもバイトにも顔を出さなくなった。

後にご家族から聞いた話では、その頃は家に引きこもり、風邪薬を大量に飲んだり、ガスをつけっぱなしで何も食べずに深酒し泥酔するなど、自殺未遂を繰り返していたらしい。

やばくないかと周りが気づいてから半年ほどで、精神科に入院し、3ヶ月で退院するも、退院後も自殺未遂を繰り返し、発覚から1年後には亡くなったと聞いた。

最初はすごく賑やかな人だったけど、次第に無気力になり、食べ物もろくに取らず、自殺行為に専念するだけの日々になっていたらしい。

そんな頃には一緒にいると(もう誰かとは一緒になんていれた状態じゃなかったけど)、こっちまでどん底の渦に巻き込まれそうだった。

大学生にもなると自分のことでいっぱいで、あまりかまって一緒に過ごすことができなかったが、もう少しどうにかできたのでは。と信じたかった。

一件から1年後には、もう周囲で彼の話をすることもなく、私自身が海外に行ってしまい同期と疎遠になったこともあり、その後、周囲で彼のようなことがあったのかはわからない。

 

解決法は専門機関のサポートを受ける

無気力、無表情になる前に、圧倒的第三者の専門家に気軽に相談することがいいと思う。

例えば、定期的に受ける健康診断でヒアリングがあったり、ストレスアンケートに答えたり、再検査受けれたり、その費用も会社負担とか保険が効いて安心だったり。

花粉症の薬を処方してもらうくらいの気構えで、気軽に心の相談ができる先があるのが理想的だと思う。

そもそも、自分は大丈夫って思って、思いを煮詰めてしまうなら、例えば、受診のバロメーターを、何も考えていない時に勝手に涙が溢れたら。

独り言を言っている自分に周囲が嫌な反応を示していることに気づいたら。

とか、もっとわかりやすい、日常の一コマでも、保険適応で受診できるといいし、正規雇用、非正規雇用に関わらず心の問題で休職した場合、会社側は保険で費用的損失を少しでもサポートできる仕組みがあれば、企業ももっと問題を受け入れやすくなるのではと思う。

ありきたりだが、お金のサポートは働く方にも、雇う方にも、スムーズな解決と回復のために非常に重要だと思う。

心もお金ももっと気軽に受診できる圧倒的第三者の専門家のサポートとそれを支える制度、仕組みが、今後の社会問題となっているうつ病の必須対応策だと思う。

 
 

いろんな方の体験や解決法がありました。
まずは大学のことより身体の方を第一に考えてくださいね。

「ボランティア」をするなど、自分より困っている(悲劇的な状況にある)人のために何かやれないか考えるだけでも心持ちが変わってきたりしますよ。