部活の顧問が理不尽でパワハラもひいきもするエピソード集!
中学校や高校の部活動。
部員(生徒)にとって練習の厳しさと同じくらい辛い現状に追い詰められるのが・・・
部活の顧問の理不尽な言動です。
これはパワハラ行為やひいきなど、生徒からみても大人である保護者からみても、あきらかに顧問の言動が理不尽だと感じることは全国の中学・高校の部活で起こっているんじゃないでしょうか。
そこで、どんなことがあったのかをアンケート調査してみました。
それと一緒に、どう思って前向きに立ち向かったのかも聞いていますので、参考にされてください。
部活の顧問が理不尽なエピソード
それでは実際に部活で体験された『顧問の先生の理不尽なこと』をお聞きしました。
合わせて、どうやって対応したのかもご紹介しています。
高知県の吹奏楽部(女性)
部活の顧問の理不尽な体験談
吹奏楽部で努力し中学校3年になり部活の部長になりました。その時まで教えてくださった顧問が突然顧問を辞め学校からいなくなってしまいました。その後、新たに顧問としてやってきた40歳~50歳くらいの女性が顧問になりました。この顧問は、前の顧問のやり方を全部変えると初日から言いだし今まで努力してきた練習方法も根底から否定してきました。コンサートもちかじか控えているとのことを伝えるも、やり方を変える方針は変えないと言い切りあろうことかコンサートの曲も変えると言いだしたのです。さすがにこの行動に理不尽さを感じました。生徒の言い分も聞かず勝手に方針や曲まで変えようとする行動が部員の気持ちを思うとさすがに胸が痛みました。
どうやって対応したか?
そんな中、何度も教師や教頭など様々な方に相談しました。もちろん両親にも相談しましたが、顧問の決定事項だと反論され何ともなりませんでした。また、このような相談をしとぃることも顧問に知られてしまいました。部員は半強制的に別の曲を練習させられていました。もちろん部活を辞めた部員もいました。私は、顧問と一対一で話す場をもらい全て話しましたが顧問は、話途中に部長をやめなさいと言ってきました。部長のあなたがいるから部員がまとまらないとまで言われ心が痛みました。
沖縄県の野球部(男性)
部活の顧問の理不尽な体験談
当時、野球部に所属していたのですが野球部は大所帯で同級生だけでも部員が30名ぐらいで、3学年をトータルすると80名は超えていました。これだけの大所帯なので当然のようにレギュラー争いも激しいものでした。そんななか、小学校からずっとレギュラーで出続けていた私ですが3年生のころに顧問の先生が変わり野球経験のない先生が顧問になりました。その先生は技術よりも体の大きさでレギュラーを決めていました。当時、身長が低く体の小さかった私は当然のようにレギュラーをはずされ、控だったからだの多きいい同級生がレギュラーになりました。部員の中には当然のように不満も出て、雰囲気も悪くなっていきました。そんな中迎えた最期の大会では一回戦で負けてしまい非常に悔しい思いをしました。
どうやって対応したか?
レギュラーをはずされたときは、非常に悔しく、同時に怒りのような感情も抱きました。しかし、こんなことで腐ってしまいこれまで小学校から頑張ってきたことを無駄にするものかという思いと何人かいた同じ境遇の同級生とお互いに励ましあいながら部活を続けました。そのときは中学最後の大会に出場できなくてもこれからも野球はできるし、高校に進学してからまた頑張ってみんなで甲子園を目指していこうという気持ちで引退まで耐えていました。
愛知県の吹奏楽部(女性)
部活の顧問の理不尽な体験談
普段は、教育熱心で、優しい先生なのですが、どうも気にくわないことがあると理不尽だと思うことが多々ありました。吹奏楽部だったので、放課後、楽器の練習をしていました。私は練習熱心なタイプで、ひたすら練習に打ち込んでいたのですが、他の部屋で練習していた違う楽器のパートのメンバーはどうやら練習もせず笑い声が漏れていました。顧問の先生が注意に行けばいいのに、何故か私に注意に行かせたりされました。また、イライラが爆発したのか、その遊んでる部員に対してではなく、私に対して「もう練習しなくていい」と怒ってきたりもしました。私は部長でもないですし、遊んでいる部長は先輩で注意もしにくいですし、怒られる度に理不尽だなと思いました。
どうやって対応したか?
周りの友達から、先生は私のことを信用してるからついついお願いしたり、八つ当たりしたりするんじゃない?と言われてなんとか頑張っていました。先輩達も分かってくれる人たちで、私たちのせいでごめんねとよく誤ってきていました。(だったら練習してくださいって感じでしたが。)私が引退する時、顧問の先生からは直々にあの時はすまなかった、私が誰よりも熱心に練習をしていたからつい注意を任せてしまったと言われ、なんだかホッとしました。
広島県のソフトテニス部(女性)
部活の顧問の理不尽な体験談
ソフトテニス競技はダブルスが主体なのですが、自分の娘のペアには一番強い選手を選びます。年齢、学年関係なく全国大会に出場するためなら、勝つためなら何でもやる人です。団体戦に関わるメンバーも自宅に呼んで夜遅くまでビデオ研究をさせたりします。他の親から苦情が出ようものなら、「勝つために勝てる選手を選ぶ」の一点張りです。
選ばれても地獄、選ばれなくても地獄とみんな言っていました。その監督の奥さんがまたスゴイ人で、前に出てくるタイプの人間で休日の練習日、遠征先、大会時にはお金の要求もありました。今では考えられませんが、細かくガソリン代だの昼食代だの親の在り方だの奥さんが仕切っていました。選手が人質のような感じでした。
どうやって対応したか?
優勝したい、全国大会に行きたい、という気持ちは子供達も保護者も同じだったし、その監督が理不尽で自分勝手なのも一致していたので、逆に団結力が生まれたのかもしれません。確かにその監督は全国大会にも連れて行ってくれましたし、ソフトテニスを好きで、一生懸命なのも伝わってきたので複雑な気持ちではありました。コーチも外部コーチでしたが選手として一流な方々が選手達の相手をしてもらえる事もなかなか無い事なので有難かったです。
以上が「部活の顧問が理不尽でパワハラエピソード集!高校・中学」についてでした。